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黒歴史だとか厨二病だとかの単語を使っていいのはそれを一種の過去にすることができている人だけだと思う。
そんなことを今更敢えて表明するのは私にその資質が無くて、私がそんな人に憧れ続けているからだ。
なぜそういう人に憧れているか、それについてはロクな結論にならないだろうから考えないことにするけれども、ともかくそういう人が自身の成りたい理想の姿だったわけです。或いはそれを理想としていたことに漸く気づいたわけなのです。
自身のやろうとしていること(やったこと・やっていること)が技術的にはどのような要素を持っているか理解していて、それが近隣ジャンルのどこに位置しているかとその距離感が判っている、それでもなお、自覚を持ってやりたいことをやる、それが理想とした姿でした。
(ちょっと判りにくいな。変なことが何故変でどのくらい変でどうやったら変なことになるのか判ったうえで敢えて変なことを変だという自覚を持って行うっていうのが理想と書きたかったのだけれど。余計に判りにくくなった気がするのだけど。)
何が言いたいかっていうと、カッコよく厨二病や黒歴史をやりたかったらそれなりの準備と資質が必要であり、残念ながら私にはそれがまだ全然足りていないということなのです。4年くらい前に気付いていればなぁと思うと同時に、この4年間は私がこれに気付くための準備を整えるのに費やされたのだなぁとしみじみと思ったり。思わなかったり。
見せつけるためにはどう見えるかが判っていないといけないということ。ただまぁ、黒歴史だとか厨二病って言うのはそもそもどう見えているのかが判っていないってことが定義に含まれているモノなので、それを見せつけることができるというのはどれほどの資質が必要なのか。
あーうん、そう、凄まじい資質だからこそ、見せつけることができる人に憧れているのでしょうね。そしてそんな人が上の代に同時に3人も居たことが、個人的には奇蹟にしか見えないのです。
(あるいは、本当は全然大したことではないのでしょうか?大したことがないから3人居たのでしょうか……やだなぁ、ただでさえできないっていうのに。そうだとしたら劣等感がよりマッハだよ。)
まぁ兎も角。痛いイベントを痛いイベントとして開催する主催者は痛々しさのなんたるかを理解したうえでそれを発揮できるような趣向を凝らせる人でなきゃいけないのよね。
『痛さを自覚していないイベント』を『痛さを自覚して主催』してなおかつ自身も参加するって酷く矛盾を感じるけれどもそれを乗り越えられないといけないし、そんなことができる人達だったからこそ憧れたんだろう。
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私は何が言いたいんだろうか。多分悔恨とか懺悔とかそんな感じ。バトンの渡し損ね。
凄い人のまねをしようとして失敗した。
それだけならば良いのだけれど、失敗したものが伝わってしまった。
そもそも、失敗した原因は、間違ったモノを作ろうとしていたこと。間違ったモノを作ろうとして、正しく間違ったものが出来てしまったこと。
それは結局、何をしようとしているのか理解できていなかったということで、良いと思った物が何故良いのかを理解できていなかったということ。
あぁ、なんだ。いつもと同じか。
主観を連ねても判りにくいから事実っぽいことを纏てみると、
■厨二病を企画として行うには厨二病を客観的に見れなくてはならない
◇参加者は普通の厨二病患者でもよい
◇主目的は、厨二病を作品として展示すること
◇副次的な効果として、参加者の厨二病患者が思う存分厨二病する場を提供できる
この副次的な効果しか見えてなかったから失敗したのだよなぁとかそういう話。この副次的な効果が如何に大切かとかしか考えてなかったという話。
んでもって、副次的な効果しか達成しなくていいんだったら、適当に隔離して勝手にやらせとけばいいというお話。自身の器を把握できていたらそういう解決策があったというお話。
間違っていることは判っても解決策は解らない。どうしたもんか。
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あるえー。わざわざこんなタイミングで、こういうバッドエナジーに溢れたことを書こうとしたんだっけか?
上で言ったことっていうのはあくまでも私の憧れと、あとは見せることを考えた場合の話をしているだけなはずだ。
それらのことは参加者の視点で考えたらどーでもいいことだし、参加者の視点で考えたら開催されることのみが重要だ。開催の一点のみから考えれば、メイン参加者が楽しめればそれでいいはずだ、多分。
だからまぁ、楽しめればそれでいいんだよ、場が提供されて、何かしら良かったことがあればそれでいいんだよ、うん。
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悠「何が言いたかったのかよく判らないのだけれど、結局のところどういうことなのよ」
紬「えーっと、
『あの企画が成功したのにはこういう秘密があったのだ!先輩スゲー!』
『で?それ私にできるの?できないよね?出来なかったよね?』
『それはそれとして楽しいことは楽しいからいいよね』
っていう3つのことをごちゃまぜで言った感じだよ」
悠「えー……。」
紬「しかしながら私が本当に言いたかったことは、後輩の仲が険悪なのを何とかしたいということなんだ。」
悠「……は?」
紬「そしてそれは、私が普通の人間に成りたいということと意味が等しいんだよ。OK?」
悠「全然OKじゃないわね。」
紬「うん、だよね。」
悠「よく判らないけれど、普通にしたいんだったら、まずは普通に日本語で文章を書きなさいよ」
紬「書こうとした結果がこれなんだよ。」
悠「だとしたら、書き方の通りに書いていないか、書き方をそもそも知らないかよね。」
紬「あぁうん、書き方はよく判んない。」
悠「いや、調べなさいよ。判んないなら。」
紬「とはいっても、『ブログに書き散らす文章の書き方』なんてどうやって調べればいいのさ?
っていうか、多分これ、文法とかそれ以前の問題だよね?なにかこう、もっと根本的な常識的感覚の問題だよね?そんなのどうやって習得するのさ。」
悠「習うより慣れろじゃないかしら。」
紬「現状維持しろって言われてるように聞こえるのは気のせいなのかね。」
悠「気のせいよ。慣れろっていうのは……そうね、まずは指示語と冗長語を減らす努力をしなさいな。」
紬「指示語っていうのは?」
悠「アナタは『そういう』とか『その』とかを多用しすぎだと言っているの。」
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