「ここ数日、仕方がないから本でも読んでいたけれど…本を読むのに飽きたわ。」
言葉通りに三日坊主だね!
「いえ、昨日までは読んでいたから、5日坊主くらいよ?まぁ、それは置いておきまして…どうしようかしら。」
どうするってなにを?別に暇してればいいじゃないのかん。
「ええ、暇だからここ数日読んだ本の感想を、と思っていたのですけれど。本に飽きても、感想なりなんなりで時間が潰せるはずですと、そう思っていたのですけれど。」
まさか、本について考えるのにも飽きたとか言わないよね。書いてもいない感想を書くのに飽きたなんていわないよね?
「まさか。感想を書こうと思ったけれど、感動したり驚いたことを誉めようと思ったけれど、感動したり驚いたりすることに飽きたのよ。」
えーっと、つまり『面白かったけれどもう冷めた』ってところ?
「冷めた…まあ、そうかしら?もちろん、未だに多分に当時と同じ感想は書けそうですけれど、生来の性といいますか、私はそもそも批判する存在ですから。」
感想なんて面白いか面白くないかでいいと思うけどね。面白くないなら途中で止めるから、感想は結局面白い意外に無いと思うけど。
「誉める文章って、後から見て誉めすぎって感じがちなのが問題なのよね。」
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