「いい加減、アナタが主語や目的語を省いた発言をして、私が聞き返すっていうこのパターンにも飽きが出てきたわ。」
しょうがないだろ、引き出しが無いんだから。
「いちいち茶番をしないで本題から入りなさい、と言っているのよ……それで、何の話よ。」
冬コミにちょっと興味があるかなーって。
「絵も描けない人間が何を言ってるのかしら。」
漫画とは限らないだろう!?
……漫画のつもりだけど。まぁ画力の話はこの際置いといてよ。
「確かに、アナタは絵以前の問題ね。目的がそもそも間違ってるわよ。何のために冬コミに出たいの?」
え?いや、私はとりあえず冬コミに出たいんだよ。
「それがそもそもの間違いと言っているの。なにか表現したい作品があるから出店するのが筋でしょうが。とりあえず出たいから、で描こうとしても何か出てくるはずがないじゃない。」
うん……それは……。
「でしょう?だから、先ずは何かやりたいことがあるかどうかをじっくり考えなさいな。」
それはそうなんだけど、実際問題申し込みの締め切りってとっても近いわけじゃない?だから、『何か出すとしたら』っていう仮定で少し考えてほしーなーって思ったりするんですが……どうですか……orz
「相変わらず計画性が無いわね……まぁいいわ。だったら、先ずは方向性を考えなさい。漫画にするつもり、までは考えているのかしら。」
そうだね。一応、ガラス細工も考えてみたんだけど、私が作るのは数日で自壊しても気にしないようなものだから、ちょっとああいうとこに持ってくのは危ないし、量産しようとしたら死ねるから。
「だったら、次は大まかな方向性ね。二次創作かオリジナルかエロか選びなさい。」
問題はそこなんだよね……。どれも興味が湧かない……。
「もしかして、バカ?アンタ何がしたいのよ。」
いや、理由はあるよ?まず、エロで一冊描くのは前提として無茶があるじゃない。
「どうしてやる前から諦めるのよ。画力が無いエロがそもそも役に立たないと思うから?画力が無くても需要があるとしたらよっぽどニッチなジャンルになるのだろうけど、そんな業が無いから?あとなんかあるかしら?」
そこまでわかってるなら諦めさせろよ!
次に、完全オリジナルの漫画だったら冬コミに出す必要と意味が無いじゃない。それこそサイトでも持って掲載した方が自然な流れだろ。
「そう思うなら、二次創作描けばいいじゃない。」
悠……二次創作って、何を描くの?
「は?」
えっと、実はドラクエ四コマくらいのイメージしかないんだよ。。あとは何でもかんでも北斗の拳っぽくするやつ。
「……勉強しなさい。」
はい。。そもそも描く作品を考えないとなぁ。
「今回、最後の方の流れが変じゃない?」
洗濯物取り込んでたら、なんだか面倒になったらしいよ?
「……ばっかじゃないの。」
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