「流れ星じゃないんだから…」
3にちなんで三回言ってみただけだよ?
どうでもいいけど、毎年一回しか会えないカップルに物乞いとか幸運とかを乞うって、なにげに意味わかんない風習だよね。
「自分も願っといてなにのたまってんだか。」
「今日、テストがあったのよ。」
話題にするってことは酷かったとかそういうはなしかい!?
「あんたじゃないんだから……多分、中間試験に続けて満点よ。」
うわっ、厭味ったらしー。つーか私じゃないんだからってどういう意味だ。
「細かいことは気にしないのが長生きの秘訣よ……ともかく、私は良かったのだけれど、友人がこともあろうに欠席したのよね。」
あらら。。まぁ、大ポカだけどしゃーないね。他人事だから仕方ないね。
「前日わざわざノートを整理して、わざわざ(来るかわからない)あちらの用事が終わるまで待って、一時間程度かけてテスト対策として一緒に復習をわざわざした友人が、一応心配になって授業開始10分前に電話したにも関わらず、欠席したのよね。」
・・・・・・い、いやほら、先方にもきっと事情が、
「ちなみに寝坊って言ってたわ。私の電話で起きたんですって。
・・・・・・まぁ、あの時間に電話すれば間に合うと踏んでいた私の見通しも甘かったのだけれど。。」
なんていうか、大概だね。
「ええ、ほんと大概よね。」
いや、悠が大概なんだよ。
「私?どこが?」
んー、なんていうか・・・・・・あんたオカンか。
「子供どころか恋人もいないわよ。」
おせっかいにもほどがあるって言ってるんだよ。昨日勉強した友人が寝坊した、だけだったら笑い話(怒る話?)になるところを、電話云々のくだりでオカン的やり過ぎ感のある話に転換されてる感があるさ。
「あら?今の話のどこに怒る要素があったのかしら。」
え?今の、せっかく時間割いたのに寝坊しやがってしゃーなんろーって話じゃないの?
「せっかく時間割いたのに、最後の最後で見通しが甘くて前日の苦労を生かせなくて残念だったわ、これで普通に試験を受けてボロボロだったというなら出来をせせらえておいしかったのに、という話よ?」
あー、怒ってはないんだー。っていうかそっちのほうがひでー。
「寝坊に関しては、あまり人のことは言えないのよね……」
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