「主題なんて、何時から在ったと錯覚していたのかしら。」
一応なりとも流れを決めて書くのと、取り留めなくその時のことを書くのって流石に違くない?
「最初に起草した流れが表現されていれば、それでいいのだけれどね。」
ぐっ……。
「とりあえず、今回は私の日記にするわ。」
乗っ取りだ、横暴だ!私に出番を寄越せ!
「……今回に限っては、アナタが何も喋らないから私が一人で書くことになったんじゃないの。」
◇ ◇ ◇ ◇
2012/06/22 02:07
精神ストレスからの逃避として私に切り替わるだなんて。(もちろん、私が石花であるという認識はあるし、記憶も途切れていないけれど。)
・・・・・・私自信は特に何も感じないけれど、私が出てきて、独りで無駄な思考をしているってことは、紬は相当ショックをうけているってことよね。っていうか、私が事務的なこと以外を思考している時点で何かがおかしいのよね。
尤も。私が考えていることといったら「これで妹さんの好感度が相対的に上がったわウフフ」とかそういうことなのだけれど。これで明日やけ酒する「口実」ができたわやっほーい、とかそういう感じなのだけれど。
・・・・・・なんか、書いていて虚しくなったわね。けど、困ったわ。どうせこれじゃあ寝付けないでしょうし(と冷静なる私は推測をしているし)、なにかする気分でもないのよね。
現状を把握すると。紬はショックを受けているわ。石花は返答の言葉そのものには失望しているけれど、意図は理解したので、1点の採点。あんだけ凝り固まった人格を直すのは無理よねぇ。私にも分かるわ。納得できるかは別問題ですけど。ま、一般的には不正解よね。仮に意図が理解できても不正解にするわよ。1点あげる時点で甘甘だわ。
って、現状把握になっていないじゃない。正しい現状把握は『親と口論したことによるストレスから逃避するために、別人が書いている設定で、只管に意味のない文章を書いている』よね。あら?もしかして一行目に書いたんだったかしら?
◇ ◇ ◇ ◇
先刻紬が「一般的に困らなければ狂っていない」みたいなことを書いていたけれど、こんな分裂した出力をしている時点で一般的に考えて(広義のイミで)間違っているわよね。
◇ ◇ ◇ ◇
相手の意図の理解は可能だわ。アレで答えたつもりなのでしょうし、まぁ、最大限に譲歩して解釈すればそうゆうふうに取れなくはないわ。けど、解答そのものには失望しても間違いではないし、一般的に失望するはずの解答よね。失望することが正しい対処かは置いておくとしても、失望することを誰も責めはしないはずだわ。(彼女を除いてね。彼女に「そんなことを言うなんて失望した」だなんて言ったら、「そんなことは言っていない」って言うに決まってるんだわ。『最大限に譲歩すればAととれなくもない』発言を一応しておくことで『Aと言ったのだ』って後から言い張るのは、卑怯よ。):雑感はこんなところかしら。
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頭が痛いのはカフェイン中毒なのかしら。
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今気をつけなければいけないことは、紬が自棄に走ってとんでもない行動をとらないか見張ることね。あの子逃避癖が染みついているから「これで自棄に走れば、ついでに就活しなくてすむし、他のいやなことからも逃げられる」とか安易に考えて一年以上を棒に振りかねないわ。
といっても、いくら私が気をつけていても、それは「頭で分かってはいるけれど」な状態でしかないのよね。所詮私は仮想的な思考なのだから、紬が本気でやろうとしたら止める術はないし、本気で抑鬱したときには私は再び出てこられないのですもの。
◇ ◇ ◇ ◇
ああ痛々しい。別人格を仮定して無理矢理考えさせるなんて馬鹿らしい。無駄に考えるくらいならそれこそシンセミアでもしてればいいのよ。アレ買ってからもう一週間放置しているじゃない。
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大体、22歳で親の発言にショックを受けてるとかどういうことよ。未熟千万だし、ある意味、凄く幸せな家庭に育っているってことよね。客観的には、それは非常に仲がいいってことを示すのだから。本人にとって良いかどうかは別にして。
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今、直感的に思ったのだけれど。私はどうやら、人格というよりは文字の羅列、左脳的な何かとして認識されているみたいね。石花が考えているというよりは、文章そのものが思考していると言った方がしっくりくるわ。・・・・・・何言ってるか分からない直感だけど。
また思考が飛び飛びになって来ているわね。
そろそろ止めにしましょう。無事眠れることを祈りつつ。
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・・・・・・折角これだけ書いたのだから、掲載しないのは勿体無いわね。後で気が向いたら推敲しておきましょう。
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2012/06/24 13:48
私の(私達の)思考方法の最大の欠点は、観念奔逸であること。(だって、この文章すら思いつきの、飛び飛びの思考で書いているのだから。)
この欠点を認識できるようになったのは、不幸にもつい最近のことなのだけれど、欠点が分かった以上は直そうと試行錯誤をしているところ、というのが現状よね。
思いつきを飛び飛びで繋げるような考え方でなく、ある事実から一歩一歩、段階的に理解を深めていく。そういうふうにできるようになろうとしているのが、この前紬が確認していた、彼女曰く『絶望的な事』(何時になったら彼女の厨二病は治るのかしらね。)のはずで、私たちが習得していくべき思考方法だわ。
ところで、そうゆう考え方を最終的に身に着けるべきなのだけれど。今の私は、観念奔逸をどのように解消しているのかしら。
つまり、只の観念奔逸だと相手に伝わらないから、その観念奔逸した思考を、なんらかの形で伝わるように翻訳しているはずなのよね。それはなんなのかしら、今は何となく行っていることだけれど、詳細にはどのようにして実行しているのかしら。
なぜこのような疑問を提示しているかというと、『段階的な思考』を身につけることは私の必須な課題だけど、その先として『段階的な思考』をしつつ『観念奔逸+翻訳』も使う、というのがあるんじゃないかしら、という直感があるからなの。(まぁ、それ以外にも、先に実用レベルの翻訳を身につけられれば段階的思考を身につけなくても済むのではないかしら、という打算があるのだけれどね。)
さらには、『観念奔逸を翻訳で段階的構造に落とす』という操作を正確に認識することで、もっと一般的に『飛び飛びのものを繋げる』という操作ができるようになるんじゃないか、という直感が見えているのよ。
つまり、『飛び飛びの主体』である分裂症的自己を解消して、一つの主体に翻訳できるのではないか、という希望的観測が湧き出たの。
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翻訳って、合弁的よね。
結局、観念は並列的ではなくて、最終的にはなにか一つの高位の観念に収束していくのかしら。
でも、翻訳作業が合弁的ならば、段階的な思考とはどんな行為なのかしらね。
(って、また思考が観念的になっているわ。考え事はこの辺で打ち切った方が良さそうね)
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最後に。後で調子に乗って段階的思考の訓練をサボってしまわないように、観念奔逸と翻訳を使った思考法の欠点を記録しておかないと。
結局、観念奔逸は確率的な思考に過ぎないわ。だから、確実性が欲しいとき、少し考えれば簡単に示せることには段階的な思考を執るべきなのよね。結局、最終的に速いのは段階的な思考なのよ。
付け加えると、翻訳の作業には絶対に段階的思考の操作を使うから、やっぱり段階的思考をちゃんと身につけないといけないのだわ。
(いくら文章自体を推敲してみたとしても、そもそも単語の使い方が身勝手な定義を使っているから、誰かが読んでも何を言っているか判らない文章しか出来上がらないのよね。自称難解な教科書なんかにありがちな傾向だわ。)
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2012/06/24 14:26
なるべくして、って感じだけれど。最近、批判機関としての悠と人格的な私が別れ始めている実感があるわ。
それ自体は、私と批判機関の悠が分かれることだけを見るなら(分裂的な主体が増加する、という問題は置いといて)構わないのだけれど、次やその次を考えると恐ろしいわ。
つまり、『批判機関の悠』という存在は常に人格を持ちうる可能性があって、なおかつ人格を設定された悠は批判機関の悠とは別として認識されてしまうのよ。
だから、(『つまり』や『だから』という接続詞が増えてしまうのよね、私の説明は。一から十まで説明しようとしていることが原因なのだけれど。)批判機関を設定するという行為は人格を無数に分裂させる危険性をはらんでいるの。
そのうち悠二号や三号がでてきて、悠達だけで脳内会話が行われるようになってしまうのかもしれないわね。あぁ、怖い怖い。
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2012/06/25 00:05
漸く紬が復活したみたいね。無駄に過ごす以上に、何もしないことの時間の無駄遣いさは半端じゃないわ。この虚脱感をどこに向ければいいのかしら。直接の原因?それとも紬?ともかく、明日でなんとかするしかないわね。
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オチが付けられないんだけど。
「日記を載せただけですものね。アナタが不貞寝していたのが悪いのよ。」
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