「つまり、同性愛者は、彼は、彼女は、自身にとって自身は男性なのか女性なのか。それが分からないのよ。」
あるえー、ロマンチックじゃなかった。
「その言い方は失礼に当たらないかしら。」
素人知識で無駄に考えるほうが失礼じゃないか。それとも、悠は同性愛者なのか。
「私は至ってノーマルよ?」
念のために言っとくけど、同性愛者でない=ノーマルではないよ?そういう意味では悠の今の発言は同意できないよ!?
「何言ってるのよ、同性愛者は別にアブノーマルというほどおかしな性癖ではないでしょうが。今のことろ、私は同性愛者でもアブノーマルでもないですけれど。」
ああもう、これ以上話をややこやしくしんといて!
「まぁ、そういうわけで…結論を先に述べますと、私の今現在の認識としては、同性を好きな人っていうのは、あくまで自分の性別に対する問題か、単なるストライクゾーンの問題だと思っている、または思っていたのよね。」
もっと具体を!もっと具象を!あいまいな結論なんて無いのといっしょだっての。
「前者は、『自身を男性として認識している女性』が『女性』を好きになったとしたら、それは別におかしくもなんともないわよね、ということよ。」
それ、伴侶になる相手が見つからなくない?だって、その相手って、『女性』で、あっちから見てこっちは『女性』になるじゃん。
「いいえ。恋愛は外見でないわ。外見が、身体が、どこからどう見ても女性であったとしても、精神が男性ならばそれは男性よ。少なくとも、長く友人関係などを続ければ相手が男性だ、ということは確固として認識できるはず。であれば、相手を男性として認識したのであれば、その伴侶さんにとってもあいて、こっちはきちんと『異性』であるわ。」
あっちからみてこっちは『男性』だって?
「その通りよ…まぁ、この話に問題があるとすれば『恋愛は外見でない』かしら?それでも内面的に異性と認識できれば、やっぱりそれは異性、恋愛対象足りえると思うけれどね。分かりやすく言えば、いわゆる『オネエ』系の人たちかしら。彼女たちは、絶対に『女性』だし、彼女たちの恋人は彼女たちを『女性』と思って扱っていると思うわ。(寡聞にして『オニイ系?』という人がいるかどうかがわからないので、そちらのことは断言できないけれど。)」
あー、うん、確かに假屋崎さんとかは女の人のような気がするけど。
「後者は…ちょっと説明が難しい、というよりこれを理屈と認めるならばなんでもありなようにも思うけれど…『ストライクゾーンが非常に広い』もしくは『ボールゾーンが逆にストライクゾーン』かしら。」
それ、微妙に違くない?
「違うわね。分けたほうがよかったかしら。ともかく、言い換えるなら、前者(中者かしら?)は『人間なら何でもいい』かしらね。」
広っ\(゜ロ\)
「これ、できるなら挙げたくないのよね。というより、話してて気づいたけれど、さっきの仮定と矛盾とまではいかないけれど方向がズレるのよ。タイプ―つまり、外見の話に近くなるから。」
ああ、ストライクってどちらかというと外見な話で使うよね。
「『自身が異性と認める範囲が同性にまで広がっている』といえばいいのかしら?」
言いたいことはわからなくも遠くないけど、なんていうか言葉の定義が矛盾してるね。
「要は萌えよ。同性の特徴にもカッコカワイイと思えるということよ。自身にとって異性なのだから、問題なく好きになれるわ。」
好きになられたほうはたまったもんじゃないんでないか、それ。
「それはそれ、これはこれ、後は二人の問題よ。」
なげっぱだね。っていうか、何も言ってないに等しいよね。。。まぁいいや、後者は?
「ええと、たとえるならば超絶に進化して行き着いた貧乳萌え、かしら。」
どんな喩だわさ。
「ほら、胸っていわゆる女性の特徴じゃない?ということは、貧乳萌えって、女性じゃない特徴でしょう?じゃあ、女性じゃない特徴に対して萌えることは可能ということよね。つまり男性が男性の特徴に萌えてしまっても何の問題もないし、貧乳萌えの人が巨乳属性を嫌うように男性に萌えた男性が女性属性を嫌ってもなんの問題もないわよ。」
とりあえず、全国の胸囲が控えめな皆様と貧乳萌えの皆様に謝ろうか。それにたぶん、貧乳に萌えている人は自身を女性と認識していて且つ控えめであることを気にしたりするその動作にや機敏に萌えるのであって、無いことそのものに萌えてるのではないと思うよ!?
「なにが言いたいかっていうと、ゲイな人にとっては『いちもつのついていない異性は異性じぇねえ』なのではないかと思うのよ。」
どう考えても勝手な思い込みだよ、それ。
「ええ、だから、今までのは勝手な予測に過ぎないから、未だにわからないことなのよ。」
ええっと、散々喋りたいことを喋ったようだけど、オチは?
「特にないわ…っていうか、いつの時代にも一定以上いた性癖?なのだから、不自然っていうほうが不自然なのよ。来歴やら累計やらで考えたらスーツ萌えのほうがよっぽどマイノリティーの以上性癖じゃない。」
まあ、江戸時代にスーツはたぶんなかったろうけどね…
「愛やら恋やらが中身の、心の、ハートの問題だっていうのら、精神性だけの問題なら、性別だなんていう外面を表す記号には、男女平等を謳うこの世の中で、恋を妨げる要素になりえないのよ。もしもそれを認めるなら、恋愛は心の問題だとのたまうにもかかわらずに同性の愛を否定するなら、それは男女でそもそも精神構造が、思考構造がまるっきり違う、別の生物だと認めるに他ならないわ。」
アツク主張してるとこ悪いけど、同性が好きな人って、割と外面の問題も含んでるんじゃないかなと思うんだけど。つまり、そのまま、『性的な意味で』。
「ああ、愛だの恋だのでなく、性癖の問題だって言いたいのね。まぁ、私としてはひとつ前のことが単純に言いたかっただけで、他人の性癖なんてどうだっていいわ。」
じゃあ、結局何が言いたかったのさ。
「結論自体はさっき言った通り、素人が、勝手に、同性が好きな人ってこういうような考えなんじゃないかな、って勝手にしゃべくっただけよ。付け加えるなら…そうね、ジェンダーやらなにやらはあまり好かないってことくらいかしら。その話はまた長くなるから、置いておくけど。」
・・・って、なんでこんな記事のアクセス数が多いんだよ!
「偶然多くの人が訪れた日に更新だったのではないかしら。」
うげ。自業自得とはいえ、また、どうしてこんな話の時に限って。
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